障がい者雇用の
進め方

基本的な障がい者雇用の
採用ステップを紹介します!

法定雇用率の変化や人材の多様化等により、今後障がい者雇用は一層進んでいくと考えられます。初めて障がい者雇用に取り組む場合、何から始めて良いかわからないことも多いため、基本的な障がい者雇用の採用ステップを紹介します。
ハローワークや地域障害者職業センター、障害者就業・生活支援センターなど、支援機関との連携もポイントになります。

  • 相談

    相談

    障がい者雇用について
    理解を深める

    • 障がい者雇用をどのように進めたら良いか支援機関に相談する
    • 雇用がどのように行われているか実例を参考にする
      • 他の企業の見学
      • 各種セミナーへの参加
      • 雇用事例集等からの情報収集
    • 障がいのある方が、どのような仕事ができそうかを知る
      • 特別支援学校等を見学
      • 他の企業を見学
    • 障がい者雇用制度・助成制度を知る
      • 支援機関のHP等から情報収集
      • 支援機関から説明を受ける
  • 検討

    検討

    障がいのある方が従事する
    職務を選定する

    • 障がいのある方に従事してもらう部署・職務を社内で検討する
      • 定型的な業務の集約や外部に委託している業務の見直しなど、「できることは何か」という視点で検討
    • 支援機関に職場を見学してもらい職務の選定についてアドバイス・提案を受ける
  • 実習

    実習

    雇用の前に受け入れてみる
    (職場実習の受入)

    • 雇用の前に職場実習生を受け入れて障がいのある方の雇用の可能性を見極める
      • 特別支援学校、障害者就業・生活支援センター等から職場実習生を受け入れ
      • ※実習期間は、3日から3か月に至るまで、相談により決定(実習中は、派遣元の機関がサポート)
      • ※賃金等の支払いは不要
      • ※万一に備え、実習生側で保険に加入
  • 受入準備

    受入準備

    受け入れ態勢を
    整える

    • 雇用形態、労働時間、賃金等の決定
      • 支援機関等とも相談の上、労働時間等を検討することも有効
    • 事業所内の理解を広める
      • 担当者の配置や職員への説明、研修の実施等による不安の払拭
      • ※職員向けの説明、研修は、支援機関も協力します
    • 採用計画の作成
      • 募集人員、採用時期、採用部署の決定
      • ※支援機関に相談の上、助成金等の活用も検討
  • 採用

    採用

    募集・採用

    • ハローワークへの求人票提出
    • ハローワークの紹介により応募、選考
    • ハローワークによる障がい者就職面接会への参加
      • 複数の事業者が参加し、県内各地で開催
      • ※県の女性・障がい者等就業支援デスクでも求人登録・紹介状の発行を行っています
  • 支援

    支援

    職場への定着

    • 職場定着のために、支援機関の相談・支援を継続して受ける
      • 支援機関は、採用後も職場を訪問するなどして企業の不安や課題を解決するための支援を行います(従業員の生活面の課題等にも対応します)
    • 人事部門、受入部署等の連携による働きやすい職場環境作りの継続
      • 必要に応じ、安定した雇用のための職場環境づくりを行うジョブコーチ支援等も活用